カブトムシ

広葉樹にすむ虫の王者

大きな角は持つカブトムシは、まさに昆虫の王者

 黒っぽい大きな体に、強そうな角(つの)、のっしのっしと木を登るカブトムシは、まさに昆虫(こんちゅう)の王者。幼虫(ようちゅう)は、広葉樹(こうようじゅ)の落ち葉の中などで越冬(えっとう)する。成虫(せいちゅう)は、夜間にクヌギやカシなどの樹液(じゅえき)に集まってくる。

 成虫が夜間に行動するのはなぜなのか。理由(りゆう)は、体が黒いために昼間は太陽の熱で体温が上昇(じょうしょう)。餌(えさ)となる樹液は昼間より夜間や朝方に多く出る。夜間は、襲(おそ)ってくるカラスなどの鳥が少ないために安全だからとも考えられています。

 カブトムシを探(さが)すには、どんなところに行けばいいのだろうか。広葉樹、特にクヌギやドングリの木が多い林に多くすみ、さわやかな夜よりも蒸(む)し暑い夜の方が活発(かっぱつ)に行動します。広葉樹の多い大きな公園があれば、徳島市内でも見つけることはできるよ。

 夏の夜、懐中電灯(かいちゅうでんとう)を片手(かたて)にカブトムシ探しに行ってみては。そのときは、虫に刺(さ)されないために暑くても長そで、長ズボン姿で、大人と一緒(いっしょ)に。ちなみに、世界最大のヘルクレスオオカブトムシは、角を含め体長は十六センチにも達します。

(2003年8月18日付)