明連川ビオトープ進む!

 三島中学校近くの明連川(全長二・八キロ)で、徳島県がビオトープ事業に取り組んでいる。三島中学校もこの事業に協力しており、十月三十日には一年生十六人が、同流域約七十メートルの植栽計画をイメージした模型(縦六十五センチ、横百二十センチ)を完成させた。本年度の取り組みは、三月に全生徒による植樹祭を残すだけとなった。

 模型づくりは、春夏秋冬の風景をイメージすることから始めた。川沿いに生徒たちが作った木を置いた。木は乾燥したヘチマに色を塗り、針金で小枝につけたが、作業は難しかったという。植える木は専門家の意見を参考にして、高木、中木、低木のそれぞれ六種類を選んだ。

 同時に川の水質調査も行った。水素イオン濃度を示すPHは八・五(基準値は六・五~八・五)で、化学的酸素要求量のCODは七(基準値はきれい〇~一、少し汚れた一~四、汚れた七)だった。この結果から浄化対策の必要性を感じた。

 四年前から始まったこの計画は、新一年生へと引き継がれる。十年後には「緑がきれいで水が透き通り、虫や鳥の声が聞こえる所」「花の香りが漂い、果実もつめる癒やしの場所」と、みんなで出し合った夢が実現していることを願っている。

 今後も、地域の人すべてが自然環境を守り、育てるため、自分たちには何が出来るかを考えてもらいたい。(磯村美樹、後藤麻弥、住友奈津子、津川菜見子)

明連川の植栽計画をイメージした模型を前に、ビオトープについて話し合う1年生=三島中学校

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