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徳島県警本部長に着任した   1999/8/28 19:28
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徳島県警本部長に着任した 塩田 透さん
(しおた・とおる)

 「結果が形として見えるような仕事に就きたかった。正義感を持って犯罪を摘発するというのはやりがいがある」。警察庁に入った動機や職務への熱意をざっくばらんに話す。

 がっしりとした体格で表情は穏やか。性格は「明るく温厚」と自己分析する。「一期一会」の言葉を大切にし、異動の先々での出会いを大事にしてきたという。

 一九七七(昭和五十二)年三月、東大法学部卒。警察庁に入ってからは、山形県警警備第一課長を皮切りに広島、京都、奈良など西日本を中心に地方勤務が多い。着任会見でも「地方はこれで八カ所目。同期の中では一番多いんじゃないですか。ただ四国は初めてなので、いろいろと勉強しながらやっていきたい」

 これまで交通関係の仕事が比較的多く、前任の警察庁交通局都市交通対策課長時代には、渋滞対策や公害、騒音、さらには地球温暖化対策へのアイドリングストップの調査研究などに取り組んだ。九六年三月から二年間務めた大阪府警警備部長時代に「なみはや国体」の警衛警備に当たったのが最近では印象深かったと語り「トラブルもあったが、大事には至らなかったので助かった」と笑う。

 三橋時代を迎えた四国に勤務することになり「関西や隣県の警察本部と連携強化が大切だ」と犯罪や事故抑止への意欲を見せる。外国人犯罪に対応する通訳体制が弱いことにも触れて「語学のできる捜査員をもっと育成しなければならない」と力を込める。

 徳島については「風光明美なところで、人情味も厚いと聞いてきた」といい「山の散策が好きなので、機会があれば剣山などを登ってみたい」と話す。

 雅子夫人(44)と高校三年の長男(18)、中学三年の二男(14)を東京の自宅に残し、徳島市新蔵町の公舎で単身赴任生活を送るが「その気になれば料理もできる」と苦にならないようす。福島県福島市出身。四十六歳。