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四国財務局徳島財務事務所長に就任した   2000/7/19 19:29
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四国財務局徳島財務事務所長に就任した野々垣 昌司さん
(ののがき・しょうじ)

 「国と徳島のパイプ役として、地域に根ざしたニーズに、より早く対応できるように努めていきたい」

 金融機関を取り巻く環境の激変に伴い、金融行政も新たな対応を迫られている。「県内の地銀、信金は堅実な経営で、安定した状況が続いている」と分析。しかし、全国的に景気の回復傾向がみられる一方で、中小企業の多い県内では「依然厳しい経済活動を強いられている。当分の間続くだろう」とみる。

 加えて、徳島市の中心市街地で大きな集客力を持つ徳島そごうが民事再生法の適用を申請するなど、商業環境でも不安要因があり、個人消費の低迷に追い打ちをかけそうな現状。「どういう影響があるのかはっきりしない部分はある。個人消費、取引業者の動向などを注視していくが、過度の心配はしていない」と話す。

 二〇〇一(平成十三)年一月、一府十二省庁体制への再編により、大蔵省は財務省に名前が変わる。「財務省の財務事務所と分かりやすくするためにも、地元密着型の行政に、さまざまな意味で転換していきたい」と強調する。

 東海地域での勤務が長く、四国は初めて。岐阜の自宅から自家用車で徳島入りした。「遠い所とのイメージが強かったが、高速交通網や明石海峡大橋の開通によって、近畿の日帰り圏となったことを実感した」

 「今から楽しみ」と言う阿波踊りには、「貯蓄連」の一員として参加する。趣味は史跡めぐり。「週末を利用して、県内のあちこちを訪ね歩いて、地域の実情を肌で感じたい」とも話す。

 岐阜県関市出身。同県安八郡輪之内町の自宅に夫人と長男。県外の大学に通う長女と離れ、徳島市助任本町の官舎で一人暮らし。五十三歳。