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中小企業金融公庫徳島支店長になった   2001/4/3 19:06
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中小企業金融公庫徳島支店長になった正木 隆行さん
(まさき・たかゆき)

 「地元企業や金融機関、自治体との連携を強めて中小企業発展のため、良い仕事を重ねたい」。本店調査部次長から三月下旬に着任した。

 構造改革が求められるさなかだが「徳島は藍で培った底力があるし、大きな経済変動を乗り越えてきた歴史もある。腰の強い企業が多いだけに、今回の試練も克服することができるはず」と期待する。

 入庫後、二十五年が経過。調査畑が長く、中小企業の景況、設備投資の動向には敏感だ。

 「地域経済や雇用を支えるのが中小企業。先を見る目があり、研究熱心で、リーダーシップを持つ経営者は本当に多い。『経営は一種の芸術』と実感することもある」

 貸し付けの大部分を占める特別貸し付け制度では、成長する新事業育成、情報技術(IT)戦略、経営革新、緊急経営安定対応などを柱にしている。「フル活用してもらい、新たな分野への進出、方向性を確立してもらいたい」

 IT、バイオ、環境、少子高齢化、産業の再編と時代のキーワードを示しながら「事業、経営内容をしっかり見極めて、生きたお金で企業を助けていくことが使命だ。情報提供とアドバイスを欠かさず『貸すも親切、貸さぬも親切』を貫いていきたい」とも強調した。

 趣味は始めたばかりという俳句。「テーマは環境と産業の調和。最近『旋盤の音の外なる花辛夷(はなこぶし)』という句を作り、春月俳句会を主宰する戸恒東人さんにほめられた」と、ほおをゆるませた。

 横浜市の自宅に両親と妻、長男、二男を残し、徳島市内のマンションで単身生活。横浜市出身。四十八歳。