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徳島中央郵便局長になった   2001/8/2 18:36
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徳島中央郵便局長になった川西 孝志さん
(かわにし・たかし)

 小泉純一郎首相の登場で、郵政民営化が再び国民的議論になっている。「地域に根ざしたお客さま第一のサービスをいかに提供できるか、郵便局の未来はそこにかかっている」と熱っぽく語る。

 県統括本部長も兼ねる。これまで各郵便局は郵政局の下で横並びだったが、七月からは各県の中央局が統括するようになった。各県の実情に合わせた郵政事業を進めていくのが狙いだ。「お客さまのニーズは現場が一番よく分かっていますから」という。中央局は県内各局の相談に乗り、助言や提案をし、各局ではさまざまな施策やイベントを計画する。

 県内では各局が地域と連携して<1>パソコン教室などの各種カルチャー講座の開催<2>過疎地域でのお年寄りらの安否確認に協力<3>子供の安全を守るための地域安全協定の締結-などを展開。「中央郵便局では、阿波踊りを盛り上げるために、PRの懸垂幕を掲げ、うちわの形をしたはがきを売り出します」と力を込める。

 さらに「どこにもあるのが郵便局の強み。これを生かしたサービスを提供することが最大の務め」と強調。役所に行かずに住民票や戸籍を入手できるようなサービスを県内でも始めたいという。

 国民の間にも郵政民営化に賛成する意見は少なくない。「郵便はどこからでもどこへでも、同じ料金で届くユニバーサルサービス。職員が日ごろから地域のためにしっかりやっているところを見てもらえれば、民営化がいいのかどうか地域の人が決めてくれるはず」。職員一人ひとりの奮起を促す。

 前任の藤沢郵便局(神奈川県藤沢市)は海に近かった。それが気に入り、海の見える場所に自宅を構えたが、一年足らずで徳島に単身赴任。「徳島も海や川が美しい水の街。大好きになりそうです」

 石川県七尾市出身。五十六歳。