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徳島駅伝で連覇を達成した麻植郡チームの監督   2002/1/7 18:25
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徳島駅伝で連覇を達成した麻植郡チームの監督森下 良夫さん
(もりした・よしお)

 アンカーがゴールするまで気が抜けなかった。「はらはらドキドキのレース。見ている方は面白かったかもしれませんが、胃が痛かった。大変な一日でしたよ」

 第二日を終えた時点で徳島市に27秒のリードを許した。優勝争いは鳴門市を巻き込んでの三つどもえ。「我慢の連続でした」と振り返る。通算タイムで首位に躍り出たのは最終日。三十五歳の最年少監督は優勝が決まって初めて笑みをみせた。

 五年間、チームを指揮した住友久之・山川中教諭から監督を引き継いだ新監督。「強いチームで監督をさせてもらって幸せ」と話す。

 近年、麻植郡は中学生の強化が地域ぐるみで進む。さらに高校、大学に進んだ有望選手が地元に帰り、実業団選手として活躍。大会前から優勝候補の呼び声が最も高かった。

 「でも、前評判がよかった分、プレッシャーはあった。優勝してほっとしているというのが正直な心境です」

 美郷中から駅伝の名門・尽誠学園高(香川)に進んだ。三年の時、第三十五回全国高校駅伝で花の1区を走った経験を持つ。

 徳島駅伝は二十三回連続出場。選手として数年前まで走っていた。初出場の第二十六回大会では新人賞を受賞。しかし、チーム事情から長丁場を任されることが多く、1秒や2秒差で競り負け、区間賞を獲得した経験がない。「きょう初めて区間賞をもらった感じ」

 妻の望さんとの間に一男一女。美郷村川俣。