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第76代徳島県議会議長に選ばれた   2002/3/23 18:22
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第76代徳島県議会議長に選ばれた川真田 哲哉さん
(かわまた・てつや)

 現職知事が公共工事に絡む汚職事件で逮捕されるという、県政史上例のない異常事態の中での就任となった。

 「『重い』というのが率直な感想。異常、異変、混迷といえる県政の現状で、地方分権や雇用対策など山積する課題を抱え、職責の重大さをどっしりと感じる」。静かに語る表情からは、緊張感がにじみ出る。

 抱負として「県政への県民の信頼回復」を真っ先に挙げた。「今回の事件では自分も含め議会は反省する面がある」と、議会の意識改革の必要性を訴える。

 「公共事業への批判が高まっているが、社会資本整備が遅れている徳島では、まだまだ公共事業は欠かせない。ただ、そのやり方をみんなで考えていくことが重要だ」

 自ら率先して県民との対話を進める考えで「県政に住民の声が広く取り入れられるよう、外に出て県民と接していきたい」。あまり自分を主張するタイプではないが、この言葉には力を込めた。

 父の故・郁夫氏に続く親子二代の県議会議長。元県議の故・稔氏、現職県議の北島勝也氏は実兄という政治家一家。

 「自分が政治家になるなんて思ってもなかったけど、どんなに忙しくても平常心でいられる、人と会うのは苦にならない、というのは生まれ育ってきた環境からかな」

 鴨島町鴨島の自宅で恵美夫人(52)、二女(27)との三人暮らし。県議になってからは家をあけることが多く、趣味のゴルフも「ほとんど行っていなくて最高15ぐらいだったハンデも、もう40ぐらいじゃないかな」と苦笑する。それでも「今は県政に尽くせれば本望」という。五十四歳。