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徳島県中体連会長に就任した   2002/5/11 18:17
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徳島県中体連会長に就任した守田 光重さん
(もりた・みつしげ)

 少子化と指導者不足により、学校の運動部活動が悲鳴を上げている。部員不足を補うための合同チームや学校外から人材を受け入れる外部指導者の導入など、大きな曲がり角を迎えつつある体育の教育現場。そのかじ取り役を務める。

 「体育と知育は車の両輪。体と精神を鍛えてくれるスポーツの重要性は計り知れない。自分に適した競技と出合えるチャンスを得ることは、子供たちの権利でもある」。学校現場で相次ぐ運動部の休部、廃部に危機感を募らせる。

 「出しゃばるのは嫌いだが、引き受けたからには全力を尽くしたい」。歯切れのいい口調と明快な主張は、相手を自分のペースに引き込む説得力をもっている。「何事も直球勝負で表裏のない人」という周囲の人物評もうなずける。

 学生時代はラグビーに熱中した。体が激しくぶつかり合うラグビー。自分の性格にぴったりの競技だったと、懐かしそうに選手時代を振り返る。

 スポーツを通して多くの友とも出会った。「勝利を仲間と喜び合い、負けた悔しさから多くを学び、次へのエネルギーに替える。多感な青春時代にスポーツの感動を経験できるかどうかで、その後の人生観が大きく違ってくる」と熱っぽい。

 体を鍛えていると心が落ち着くというタイプで、二十代からボディービルを始めた。現在も校長室の片隅に重そうなダンベルが置かれている。「体力と気力はイコール」が持論で、夕方の散歩も日課になっている。徳島市出来島本町2の自宅で妻禎子さんと長男夫婦、孫の五人暮らし。五十八歳。