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徳島県経営者協会会長に就いた   2005/6/25 15:47
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徳島県経営者協会会長に就いた柿内 愼市さん
(かきうち・しんいち)

 三期六年にわたって務めた岡田幸助氏(ゲンボク社長)から引き継いだ。「経営者協会を含む県内経済五団体は役割のすみ分けができている。われわれは日経連の地方組織として、会員企業が健全に発展していくための人事労務をいかに構築するかが役目」と、持ち前の歯切れのいい口調で語る。

 さまざまな景況調査が示す数字によると、全国的に景気は踊り場を脱しつつあるとされる。ただ地方や中小企業まではまだ、景気回復の実感は届いていないとみる向きも少なくない。「確かに全国とはズレがある。徳島は踊り場にあるという認識もない」と慎重な見方を崩さない。

 少子化がもたらす人口の急減も大きい課題。二〇三〇年には徳島県の人口は六十八万人台にまで減少すると予想されているが「十五歳から六十歳の生産人口の減り方は特に大きいはずだ」と危惧(きぐ)。「企業の将来の方向性を大きく左右する問題。今から手を打たなければいけない」と指摘する。

 本職は徳島銀行頭取。銀行マンとして多くの企業を見つめ、育ててきた。「成長する企業は発想が違う。変化や競争が激しい現代は、個性や独自性が重要な要素。ほかと同じことをするのではなく、チャレンジする組織が求められる」。

 趣味は三十年以上にわたって続けているゴルフ。多忙の合間を縫って今でも月に四、五回はコースに出る。

 一男一女は独立し、妻と徳島市内で二人暮らし。六十歳。