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徳島の動植物を紹介した 英語版ガイドブックを出版   2006/8/17 14:49
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徳島の動植物を紹介した 英語版ガイドブックを出版コリン・スペンサーさん
 

 「徳島には剣山や黒潮が流れる海岸線など多様な地形があり、日本の動植物を凝縮したような生態系が見られる。世界に誇れる素晴らしい自然だと思う」

 オーストラリア西部のパース市で国の自然保護指導員を務めていた経験を生かし、徳島の一般的な動植物を英語で紹介した「A Visitor Guide
 to Some Common Nature in Tokushima」を執筆した。

 二〇〇三年夏、妻ジェニファーさんと来日。小松島市内に今夏まで三年間滞在し、ジェニファーさんは同市教委の英語指導助手、コリンさんは環境をテーマに英会話を学ぶサークル「エコイングリッシュ・グループ」や地元の英語教室などの講師を務めた。

 ガイドブック出版は、英会話サークルのメンバーと企画。「みんなで協力して動植物について調べる過程は、かけがえのない時間だった。徳島への思いを形に残せて本当にうれしい」と笑う。

 吉野川など水辺が身近にある点も徳島の大きな魅力という。しかし、オーストラリアに比べると環境意識はまだ低いと指摘。「どれだけ貴重な自然が残っているかを、徳島の人たち自身に知ってもらいたい」とアドバイスする。

 趣味は十三歳で始めたサーフィン。この三年間で二十数回、美波町で波に乗り「日本で最も美しい景色は日和佐の海」と言い切る。

 今月に帰国、今後はパース市を拠点に何らかの環境保護活動に取り組むことにしている。「徳島で多くの友人ができたので、交流を続けていきたい。二、三年後には大好きな徳島を再び訪れたいですね」。三十四歳。