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国土交通省徳島河川国道事務所長になった   2006/8/1 14:55
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国土交通省徳島河川国道事務所長になった佐々木 一英さん
(ささき・かずひで)

 「私たちの事務所が社会資本整備を通じて地域のまちづくりに果たす役割は大きく、責任の重さをひしひしと感じる。地域の安全、安心につながる手だてをきちんと進めていきたい」と抱負を語る。

 徳島県内では今、国土交通省による吉野川水系の河川整備計画づくりが始まったばかり。学識者や上・中・下流域の市町村長、住民から計画素案への意見を聞く会が各地で催されていて、着任後も席の温まるいとまがない。

 「ちょうど昨年、一昨年と大きな洪水が続いた後だけに治水に対する要望が多く、より高い安全性を求める声が強い」。これまでの印象を話しながら「まずはしっかりと流域意見を聞き、計画に反映できるもの、できないものを見極めながら対応し、流域の理解が得られるよう努めたい」

 札幌市出身。北海道大学工学部卒業後、旧建設省に入省。「仕事の大小にかかわらず、一つ一つの仕事を大事に前向きに取り組んでいく」のがモットー。これまで主に河川畑を歩み、江戸川、淀川などの各工事事務所でも勤務した。

 中部地方建設局河川調査官時代には、二〇〇〇年の東海豪雨に遭遇。浸水被害軽減のため、県管理河川と連携した治水計画づくりに取り組んだ一方で、関東地方建設局河川調整課長の時には、一九九四年の大渇水に直面し、渇水対策に頭を悩ませた経験もある。

 趣味は三年前に始めた家庭菜園。自宅の近くに五十平方メートルほどの菜園を借りて、トマトやカボチャなどを作っている。「自分で育てた野菜を食べるのは本当においしい」と顔をほころばせる。

 さいたま市の自宅に夫人と高校生の二男、都内に大学生の長男がおり、単身赴任。「初めての土地なので、いろいろと見て回るのを楽しみにしている。ただ、家庭菜園の面倒を妻がちゃんとみてくれているかだけが不安」と苦笑した。四十五歳。