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四国地方整備局長に就任した   2006/10/11 18:33
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四国地方整備局長に就任した西田 壽起さん
(にしだ・としおき)

 「高速道路の整備が進んだ半面、それに対応する社会構造の変化がまだ追い付いていない。下水道などの生活基盤整備も遅れている」。松山工事事務所長を一九八七年から二年間務めた経験から、四国の事情には通じている。

 「自然や文化の豊かさは以前と同じ。東京から来て空や海の美しさをあらためて感じ、大切に守らねばと思った」。着任会見でこう話しながら「8の字形に計画された高速道路をできるだけ早く完成させたい。四国の人が、より豊かになるように社会資本の整備を図りたい」と抱負を語った。

 徳島県の重要課題としては、吉野川と那賀川の河川整備計画策定のほかに<1>横断道・小松島-阿南間の整備<2>初めて調査費を要求した徳島市中心部の鉄道高架<3>徳島空港の二千五百メートルへの滑走路延長-を挙げる。

 七一年、東京工業大学大学院を修了。地方建設局勤務が多く、日本道路公団や本四公団へも出向。長く幹線道路建設の仕事に携わってきた。

 印象に残るのは、八四年から建設省道路局企画課長補佐として全国の道路整備計画に携わったこと。「国土の骨格をつくる仕事はやりがいがあった」。松山工事事務所長時代に瀬戸大橋、本四公団部長時代に明石海峡大橋が開通したのも「幸運だった」と言う。

 特殊法人改革で本四公団などの見直しが迫られていることには「計画された当時と今とでは経済的、社会的背景が全く違う。経営形態のあり方を議論する中で、本四三架橋をさらに活用する施策を考えねばならない」と力を込めた。

 趣味は水泳、ゴルフ、読書、音楽。「いつも明るく、楽しく、元気に」がモットー。広島県呉市出身。53歳。