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徳島県商工会連合会会長になった
松浦恭之助(まつうら・きょうのすけ)さん   2007/5/29 11:54
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徳島県商工会連合会会長になった 徳島県内の四十商工会約一万事業所を束ねる。「責任重大。商工業の衰退が著しい山間部の振興など難題が山積している」と気を引き締める。

 「商工業が元気にならないと地域社会の活力が失われる」が持論だ。地方の中小、零細企業にとってはまだまだ厳しい経済情勢が続く中、商工会の会員事業所も年々減少。「少子化も所得が少ないことの影響が大きい。商工業振興が出生率を引き上げることにもつながる」と話す。

 目標には「地域に貢献できる商工会づくり」を挙げる。行政や地域住民との連携強化に重点を置き、まずは、商工会職員の働きやすい環境を整えて人材育成を進め、振興策について関係者が知恵を絞って意見を出し合う勉強会を立ち上げる考えだ。「会員は都市部から山間部まで幅広い。全体の意見を十分に聞いた上で、会長としての度量と判断力を発揮していきたい」

 商工会は合併も進んでいるが、「合併そのものが目的なのではない。合併でサービスが低下しないよう、会員が誇りを持てる組織づくりと地域振興策を考えていく」。どっしりと落ち着いた物腰で、思ったことは歯切れ良く語る。

 本業は、「鳴門鯛」で知られる一八〇四(文化元)年創業の酒蔵。一九七二(昭和四十七)年から、大麻町商工会の会長、顧問を務めてきた。「オイルショックやバブル崩壊など時代時代で地域経済を見つめてきた。その経験をお役に立てたい」

 趣味は、祖父に教えてもらったという囲碁と釣り。鳴門市大麻町池谷の自宅で母、二男と三人で暮らす。七十八歳。