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徳島市出身で龍野商工会議所会頭になった
淺井昌信(あさい・まさのぶ)さん   2007/11/8 11:27
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徳島市出身で龍野商工会議所会頭になった 薄口しょうゆの売上高が業界一位のヒガシマル醤油(しょうゆ)社長。兵庫県たつの市の龍野商工会議所歴代会頭には、地元有力企業の同社トップが就任してきた経緯があり、「前任者の退任で、お鉢が回ってきただけ。三年余り常議員の経験がある程度なので、今後、勉強してから活動方針を打ち出していきたい」と控えめだ。

 たつの市は、薄口しょうゆのほか、「揖保乃糸」ブランドの手延べそうめん、皮革が地場産業。大手電器メーカーの工場も進出しているが、「全体として景気回復の実感はない。会員企業にプラスになる活動をしていきたい」と口元を引き締める。

 徳島市新蔵町生まれ。旧姓は片山で、実父・頼三氏は市議会議長を務めた。城東高校、慶応大学を卒業後、安田火災海上保険(現・損保ジャパン)に勤務。当時、ヒガシマル醤油専務だった淺井彌七郎会長の長女みちさんと結婚後、一九六六(昭和四十一)年に入社し、二〇〇二年に同社と子会社のヒガシマル食品の社長に就任した。

 食生活の欧米化で八〇年代半ば以降、しょうゆ出荷量は減少傾向。「高級商品やしょうゆベースの粉末商品で売り上げを伸ばしたい。SPS(しょうゆ多糖類)を使った抗アレルギー対応サプリメントなど新しい分野で補っていく」

 本業以外にも日本醤油協会副会長、龍野観光協会会長などの要職を務める。多忙で帰省は年一回程度だが、「徳島に関するニュースは気になる。DNAが反応しているのかな」と話す。「最近は徳島の元気な話題が少ない気がする。どんな分野でもかまわないから、全国的な明るいニュースを発信してもらいたい」。故郷の奮起に期待を寄せる。

 たつの市で、みちさん、彌七郎さんと三人暮らし。七十歳。