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第十堰住民投票10年目イベント実行委員会代表世話人の一人
渡邊有紀(わたなべ・ゆき)さん   2010/1/3 11:24
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第十堰住民投票10年目イベント実行委員会代表世話人の一人 吉野川第十堰(ぜき)の可動堰化計画の是非を問う徳島市の住民投票が行われてから丸10年となる23日、住民投票にかかわった市民らが同市内で開くイベント「10年目の123」。運営組織のまとめ役の一人として、ブログを立ち上げるなどイベント成功に向けて奔走する。

 昨年12月初め、メンバーから代表世話人に推された時、「わたしでいいのかなと思った」。住民投票実現に中心的役割を果たした姫野雅義・吉野川シンポジウム実行委員会代表世話人らと名前を連ねることに恐縮した。一方で「若い人たちにも引っ張っていってもらいたい」と言われ、引き受けることにした。

 神奈川県茅ケ崎市出身。環境教育に関心を持ち、受講した日本環境教育フォーラムの講座の実習先に、徳島市のNPO法人「自然スクールTOEC」を選び、2000年4月に来県。半年間の予定だったが、野外活動などを通して子どもをはぐくむ教育に魅力を感じ、そのままTOECのスタッフになった。

 来県時、住民投票から2カ月余りがたっていたが、熱気は冷めていなかった。第十堰について話し合う会合に参加した際、とことん意見をぶつけ合う参加者を見て衝撃を受けた。「地元への意識の高さや思い入れの強さに驚かされた。神奈川では公共工事に異議を唱える市民はいなかった。『こういう大人もいるんだ』って」

 姫野さんから第十堰問題の経緯を聞くにつれ、広く市民を巻き込んだ住民運動の意義を感じるようになった。「節目に再び立ち上がろう」。姫野さんの呼び掛けに「力になりたい」とイベントの企画に取り組む。

 若者にも楽しんでもらえるイベントを目指しており、「第十堰、吉野川に関心を持ってもらうきっかけになれば」と力を込める。「123」後の関連企画にも頭をひねる毎日だ。徳島市山城町のマンションに住み、休日は釣りやジョギングを楽しむ36歳。

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