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「きらめく女性大賞」を受賞した源純夏(みなもとすみか)さん   2013/2/18 09:15
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 「ライフセービングを知ってもらうために応募した。大賞なんてびっくり」。働く女性を顕彰する「第3回きらめく女性大賞」(AWAおんなあきんど塾など主催)で、2012年5月に立ち上げた徳島ライフセービングクラブの活動を紹介し、大賞を受賞した。

 発表では、ライフセーバーの格好で登場。「徳島の水辺でたくさんの人が楽しみ、事故で悲しむ人が減るように活動を続けたい」と訴え、地域のための取り組みが高い評価を受けた。

 00年、シドニー五輪競泳で銅メダルを獲得したのを機に、応援し支えてくれた地元のために何ができるかを考えるようになった。「地元の海を地元の人で守るにはライフセービングが重要。自分の泳ぐ力で社会貢献したい」と、11年6月に日本ライフセービング協会が認定する「ベーシック・サーフ・ライフセーバー」の資格を取得。水辺での安全を確保する活動の重要性を周囲に話して仲間を集め、約20人の仲間と徳島ライフセービングクラブを設立し、水難救助や安全教育に取り組んでいる。

 メンバーはボランティアとして仕事と両立する人ばかりで、スケジュールがなかなか合わず、ミーティングもままならないことも。それでも小松海水浴場(徳島市)の監視・注意喚起や、けが防止と環境美化のためのビーチ清掃、イベント会場での水辺の安全教室など、12年は20回以上の活動を行った。

 全国各地で水泳指導を行う傍らライフセービング活動の普及に努めている。「徳島の観光資源でもある美しい水辺で子ども連れでも安全に遊べるように、水と親しむきっかけをつくりたい。いつかライフセーバーが子どもの憧れの職業になれば」と夢を膨らませている。徳島市かちどき橋4で夫と2人暮らし。33歳。