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徳島市中心部のにぎわいイベント「まちなか★バザール」の実行委員長富永純子(とみながじゅんこ)さん   2013/3/12 09:53
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徳島市中心部のにぎわいイベント「まちなか★バザール」の実行委員長富永純子(とみながじゅんこ)さん 家族で楽しむアニメイベント「ぷち★アソビ」のメーン企画として、徳島市の中心商店街で開かれている「まちなか★バザール」(20日まで)。飲食店など73店の協賛を得て、かつて商店街の歳末の風物詩だった「大福引大会」を再現する。「目標を大きく上回る店舗の皆さんに協力いただけたことに感謝している」

 生家の書店が徳島駅前ポッポ街商店街にアニメ専門店を出店し、人手不足のためやむなく店長を引き受けたのは1994年。アニメのことは何も知らなかったが、「商売の基本はお客さまに満足していただくこと」と、声優を招いての握手会やライブを次々企画。名物店長として全国のアニメ関係者に知られる存在となった。そのバイタリティーは実父で「阿波文化サロン」を主宰し、童謡伝承や郷土史出版に尽くした故・井上凉男(すけお)さんの姿を思わせる。

 ポッポ街商店街振興組合理事として商店街の活性化にも関わるようになった。転機は2009年に始まったアニメイベント「マチ★アソビ」。「商店街の垣根を越え、中心市街地全体を一つのエリアとして盛り上げていくことの大切さを学んだ」と振り返る。

 今回も、まちなか★バザールの準備を通して、魅力ある店舗づくりや地域貢献に熱心な経営者とのつながりが生まれたことは大きな収穫で、そのネットワークを大切にしていく考え。そういった思いを表したのが、実行委員長の名刺に添えた「together ご一緒に」の言葉。オバマ米大統領が好んで使うキーワードだ。

 少子高齢化、デフレ不況があり、商店街振興が易しくないことは分かっている。それでも「誰かに何かをしてほしいと思うより、自分に何ができるかを考えるような未来志向の仲間と一緒に知恵を絞りたい」。藍住町勝瑞で夫と2人暮らし。58歳。