徳島新聞Web

12月15日(金曜日)
2 2
15日(金)
16日(土)
徳島県議会第98代副議長になった川端正義さん(かわばたまさよし)   2013/3/16 10:51
このエントリーをはてなブックマークに追加

徳島県議会第98代副議長になった川端正義さん(かわばたまさよし) 県議、経営者、医師の三つの顔を持つ。地元の鳴門市では「南海病院の川端先生」と呼ばれ、慕われる。約300人の職員を抱える医療法人の理事長を務め、医師として夜勤をこなし、鳴門東小学校の校医、県医師会副会長の肩書も持つ。

 責任感の強さ、綿密な分析力は県議会で一目置かれる。「政治活動をする上で医療現場が一番勉強になる」と言い切る。患者に向き合うことから県民との接し方、民意のくみ取り方を身につけ、政治センスを磨いてきた。

 「税収が増え財政がよくならないと、医療・福祉は充実しない」と説く。県民が豊かに暮らすには、経済の安定と成長が不可欠。2014年度の高速道路の全国共通料金制度導入を県内経済発展のチャンスと見て「企業誘致による雇用創出や観光活性化を進めたい」。

 県議だった父・正雄氏が急逝し、29歳で病院経営を託された。やむなく医療、福祉、社会保障の制度や法律を学ぶうちに関心が高まり、政治家を志すようになった。1999年の県議選で初当選。「父を強く意識したわけではないが、やはり背中を見て育ったんでしょうか」

 これまでの議会活動で印象深いのは、当選後すぐに文教厚生委員会の副委員長に就いたこと。2000年の介護保険制度導入を控え、知識と経験を買われ抜てきされた。その時、委員長だったのが杉本直樹議長。「温厚だがはっきりものを言う。当時も今も尊敬できる先輩」と慕う。

 2男2女に恵まれ、3人は医師として独立。末っ子の2女も今春医大を卒業し、現在は医師国家試験の結果待ちという。「合格してくれたらいいんだけどね」。政治家から親の顔に戻った。鳴門市鳴門町土佐泊浦で妻と2人暮らし。59歳。