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「営業部女子課」の徳島支部リーダー笠井誉子(かさいたかこ)さん   2013/3/26 09:42
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「営業部女子課」の徳島支部リーダー笠井誉子(かさいたかこ)さん 「自分が果たすべき役割、天分が何かをずっと考えて仕事をしてきた。出合ったのが今の活動だった」。営業職の女性が活躍する社会づくりに取り組む「営業部女子課」の徳島支部を立ち上げた。

 育児をしながら、営業の第一線で活躍して15年。月1回の勉強会では、コミュニケーションや問題解決など、営業に欠かせない能力を磨いていく。メンバーは女性で営業職という同じ境遇同士。女性だからこその悩みを共有し、議論が尽きない。

 「時間の管理がしやすく、育児と両立できそう」と、長男が小学校に入った時期に保険会社で営業の仕事を始めた。成績が良く、中四国ブロックで表彰されたことも。一時は「過労死してもいい」と冗談を言いながら、仕事に没頭した。

 しかし、数字だけを追い求めることにむなしさも感じた。育児や祖母の介護もあり、仕事と両立させるのは簡単ではなかった。「自分を信頼してくれる人に集中し、その人にとって掛け替えのない営業をしたい」。視点を変えて仕事を取捨選択することで、うまくいった。山あり谷ありの営業人生だ。

 2012年7月、東京と大阪で営業部女子課を主宰していた太田彩子さんのセミナーに参加。自分の経験を生かせるのはこれだと思った。二つの大都市に次いで支部を立ち上げた。

 勉強会以外にも議員、行政、労働組合関係者との意見交換など、活動は活発だ。「仕事をして経済的に自立すると、自分をきれいにしたり、海外旅行や買い物をしたり、自由にできてどんどん輝くことができる」と、女性にメッセージを送る。「最終的には営業力を生かして地域を再生する人材が育ってくれたら」

 徳島市西新浜1で大学生の長女と2人暮らし。46歳。