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女子プロゴルフツアーで初優勝した堀奈津佳(ほりなつか)さん   2013/4/2 10:20
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女子プロゴルフツアーで初優勝した堀奈津佳(ほりなつか)さん デビュー3年目で本格参戦したトップツアーで早々と初優勝を果たした。宮崎県であったアクサ・レディースを通算14アンダーで制した20歳のホープは「まだ実感が湧かないけど、最高の瞬間を味わうことができて幸せ」。11月まで残り32試合が組まれており「戦える手応えをつかめた。早く2勝目を挙げたい」と次戦を見据える。

 3月31日の最終日は異質な雰囲気の中での戦いとなった。単独首位に立った2日目のプレー後、初日に特別規則を誤認してボール処理をしていたことに気付き、失格覚悟で自己申告した。結局、主催者側に不手際があったとして無罰となったが、出場選手が日本女子プロ協会に集団抗議をする事態を招き「棄権も考えた」と明かす。それでも同門の諸見里しのぶらから励ましを受け、初めての最終日最終組でプレー。一時は首位に並ばれながらも13、15番でバーディーを奪って逃げ切った。

 ゴルフを始めたのは千松小4年の9歳の時。父恭士さんに連れられて出掛けたのが、県内名門コースの月の宮だった。ゴルフの楽しさに目覚め、城西中2年から上田桃子や諸見里がいる神戸の江連忠アカデミーに入門。香川の藤井学園寒川高校卒業後は神戸でゴルフ漬けの毎日を送り、2011年のプロテストに2位で合格した。昨季はトップツアー20試合に出場し、下部ツアーでは2勝。

 子どもの時から不本意な成績に終わると悔しさを隠さず、泣きながらショットやパットを繰り返した。初優勝の大きな糧となったのも、練習で培った正確なアイアンショットと「大舞台になるほど燃える」という精神力の強さだ。

 「どんなときも支えてくれる家族に感謝している」。父を徳島に残し、神戸市で母貴久恵さんとプロゴルファーを目指す17歳の妹琴音さんとの3人暮らし。159センチ、50キロ。