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徳島県警初の女性警部になった三浦充代(みうらみつよ)さん   2013/4/3 10:08
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徳島県警初の女性警部になった三浦充代(みうらみつよ)さん 1日付で階級章の線が警部を示す2本線になった。この春から小松島署地域課長を務めている。同僚との結婚、出産、子育て…。仕事と家事を両立しながら県警女性警察官の先駆けとして道を開いてきた。「家族や友人、同僚らの理解と協力のおかげ。後輩の女性警察官が『私もできる』と昇任に壁を感じないような、そんな目標になれるよう頑張りたい」

 社会に貢献できる仕事がしたいと、高校卒業後、駐車違反を取り締まる交通巡視員を8年間務めた。1993年1月、巡査に採用されて以降、主に交通部門で勤務。その間、4人の子どもを出産したが、やりがいのある仕事と、退職は一切考えなかった。

 男社会といわれる警察だが、巡視員時代に比べ、ずいぶん働きやすい職場環境になった。県警の女性警察官は年々増え、現在は76人。子どもを狙った事件や性犯罪被害者への対応など女性の役割はますます大きくなっており、「力まず、自然体でこれまでの経験や女性の感性を生かしたい」。

 警部補に昇任した6年前、県警初の女性交番所長として徳島駅前交番勤務となった。今春の異動前の4年間は公安委員会補佐室員。県警を客観的な立場から見るとともに、県民から寄せられる警察への期待や思いに触れた。それだけに小松島署では住民目線で考えられる地域課を目指し、住民の意見を反映した治安向上を心がける。

 周囲の評は、効率的に働き、家庭では4人の子どもを育てるスーパー主婦だが「手抜き主婦です。仕事と家事の完璧な両立なんて無理。短時間で作れるおいしい料理のレシピはたくさんありますよ」と笑う。最近の楽しみは、冬場に刈り込んだ自宅庭のバラの新芽の成長。夫も県警警部で、10~21歳の2男2女と徳島市国府町で6人暮らし。47歳。