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在徳島ポルトガル名誉領事に就任した三木玲子(みきれいこ)さん   2013/5/12 10:46
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在徳島ポルトガル名誉領事に就任した三木玲子(みきれいこ)さん ポルトガルの文人モラエスが徳島に移住してちょうど100年という節目の年に、ポルトガル政府から在徳島ポルトガル名誉領事に任命された。「徳島の人たちにポルトガルについて広く知ってもらえれば、きっとこの国を好きな人が増えてくれるはず」。持ち前の明るさで、両国の絆をさらに強めようと張り切っている。

 在徳島名誉領事は4代目。3代目を務めたのは、2009年11月に他界した元徳島市長の夫・俊治さん。「夫もポルトガルの温かみのある国民性に深い親しみを感じていた。その思いを大切に受け継ぎたい」

 名誉領事就任に併せて、閉鎖中だった名誉領事館を徳島市中常三島町1の旧宅に開設。「ポルトガルの人が徳島で困ったら、いつでも手助けできる場所になれば」と柔和に笑う。

 1990年、徳島日本ポルトガル協会会長に。「現職市長の夫の代わり」と比較的気軽に会長職を引き受けたところ、現実には「目が回るほど」の忙しさだった。

 日本とポルトガルの友好450周年だった93年には記念事業がめじろ押しで、当時のポルトガル大統領を徳島に招いた。98年のリスボン万博では、人形浄瑠璃で使うモラエスの木偶を日本館に掲げるよう働き掛け、徳島を世界にアピールした。98年まで会長を務め、奔走するうちに、友好を願う気持ちは誰よりも強くなった。

 趣味はゴルフや旅行で、社会奉仕活動にも熱心に取り組んでいる。いつも笑顔を絶やさず、「ケ・セラ・セラ」(なるようになる)をモットーとしている。

 今、最も関心を寄せているのがポルトガルワイン。「徳島での販売ルートを確立し、『モラエスワイン』として売り出せたらいいですね」

 徳島市中常三島町2。77歳。