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徳島県人会近畿連合会長になった木岡清(きおかきよし)さん   2013/7/12 09:36
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徳島県人会近畿連合会長になった木岡清(きおかきよし)さん 中谷嘉明前会長から7代目会長のバトンを託された。「関西にいながら古里にいるような、みんなが安らげる県人会にしたい」。柔和な表情に意欲をにじませる。

 登録会員は約4千人に上るにも関わらず、高齢化が進んだことなどから毎年の総会の参加者は500人に満たないこともあるのが悩みの一つ。活動の活性化のためにはあらゆる努力を惜しまないつもりだ。「阿波弁で話をすると、初対面でも自然と懐かしさが込み上げ、打ち解け合える。古里を応援する活動で会員が心を一つに合わせられるようにしたい」

 活性化に向けた具体策として、三つの柱を掲げる。まずは、阿波踊りの振興。全国の県人会や企業から寄付を募って基金をつくるなどして、全国、海外に踊り子を派遣できるような体制づくりを進める。

 次に、関西と歴史的に関係が深い徳島ゆかりの戦国武将・三好長慶や徳島が誇る伝統芸能・阿波人形浄瑠璃などをテーマにしたイベントの企画。会員と古里が相互に交流できる機会にしようというアイデアだ。そして、関西で活動する徳島県人会や同窓会、県内市町村の出身者で組織する「ふるさと会」との連携強化にも力を入れようと考えている。

 阿南市富岡町出身。城南高校から京都大学に進学。卒業した1972年から大阪市役所に勤務し、文化畑を歩んだ。文楽協会事務局長や教育委員会文化財担当部長、市文化財協会専務理事などを務め、2008年に退職した。

 堺徳島県人会長を務める傍ら、堺市の市民団体「堺・ちくちく会」の一員として、三好長慶ゆかりの南宗寺(同市)に座像を建立する募金活動も続けている。温厚で笑顔を絶やさない人柄で多くの人に慕われている。

 趣味は庭の手入れ。「植物に囲まれていると心が癒やされますね」。2人の子供は独立し、堺市南区の自宅で妻と2人暮らし。64歳。