徳島新聞Web

12月18日(月曜日)
2 2
18日(月)
19日(火)
徳島県教育委員長に選ばれた松重和美(まつしげかずみ)さん   2014/1/9 11:25
このエントリーをはてなブックマークに追加

徳島県教育委員長に選ばれた松重和美(まつしげかずみ)さん 2013年4月に四国大学の学長に就き、同10月に徳島県教育委員になったばかり。「大学だけでなく、小中高校や地域の現状を広く知る機会。長く教育分野に携わった経験を生かし、貢献していきたい」と意欲を見せる。

 「まずはチャレンジ」がモットー。就任会見でも学力・体力面で子どものチャレンジ精神を伸ばす必要性を訴えた。体力面では、13年の国民体育大会で本県が最下位に転落したことに触れ、「地元で頑張っても全国で振るわないのは、チャレンジ精神が不足しているのかもしれない。常に高い目標を目指す取り組みが必要」と強調する。

 この言葉からは常に新しい分野に挑戦してきた自負がうかがえる。九州大、京都大で最先端のナノテクノロジーに取り組み、京都大ではベンチャー企業支援や産学官連携にも力を注いだ。

 四国大の学長就任直後から県内企業や経済団体、自治体を積極的に回り、フットワークの軽さは学内の職員が驚くほど。「地方の私学の価値をどのように高めるか。人口減が進む中、目の前の学生確保だけでなく、地域活性化の核にならなければならない」との思いは強い。

 京都大名誉教授の顔も持ち、関西文化学術研究都市をはじめ、京都市の企業立地促進事業、子どもモノづくり事業など多くのプロジェクトのまとめ役を務める。福岡県出身で、妻と徳島に移り住んで1年足らず。2人で県内の観光地を巡るのを楽しみにしていたが、しばらくお預けになりそうだ。徳島市出来島本町4。66歳。