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J1徳島ヴォルティスで2季連続主将となった斉藤大介(さいとうだいすけ)さん   2014/2/21 09:37
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J1徳島ヴォルティスで2季連続主将となった斉藤大介(さいとうだいすけ)さん J1昇格を目指した昨季に続き、初めて国内最高峰のステージに立つチームの主将を任された。プロ16年目でチーム最年長の33歳。「自分のプレーだけやっていればいい年齢ではない。チームが前へ進むために自分に何ができるかを考えて臨む」。誠実な口ぶりに決意がのぞく。

 今季重視するのは「コミュニケーション」。練習中もプレーが途切れるたびに周囲の選手や小林伸二監督をはじめコーチ陣との対話を心掛ける姿が目を引く。「話したり聞いたりしないと分からないことはあるもの。パス、ポジショニング、判断。どれ一つを取ってもずれが生じるとミスにつながる。J1はその一瞬の隙を見逃してはくれない」。京都、仙台、徳島と在籍した全てのチームをJ1に導き、110試合を数えるJ1出場経験がそう言わせる。

 今年は指導者ライセンス講習会にも参加。小林監督も「プレーを論理的に整理してピッチに立っている。もともと気配りができ、サッカーのためにきちんと準備ができる選手。磨きが掛かった印象」とチームリーダーを託した理由を明かす。

 仙台時代、得点できなかった選手に罵声を浴びせたサポーターへ叫んだことがある。「一生懸命やってんねん。応援したってや」。観客席からは共感の拍手がわき起こった。「気持ちで負けないこと。それが勝負の分かれ目となる」。粘り強さを武器に居並ぶ強豪へ挑む今季。実直で正義感が強いファイターがピッチの真ん中でその象徴となる。家族は妻彩子さんと長男草介君。大阪府出身。