徳島新聞Web

10月23日(月曜日)
2 2
23日(月)
24日(火)
全日本教職員連盟委員長に就任する岩野伸哉(いわのしんや)さん   2014/3/29 10:45
このエントリーをはてなブックマークに追加

全日本教職員連盟委員長に就任する岩野伸哉(いわのしんや)さん 「全日本教職員連盟(全日教連)は2月に結成30周年を迎えた。新たなスタートの年に委員長の大役を任され、身が引き締まる思い」

 4月から、徳島県教職員団体連合会(徳教団)など全国28都県の31団体、約2万1千人が加入する組織のかじを取る。

 全日教連は、教職員を「教育労働者」ではなく「教育専門職」ととらえ、教育環境の整備・改善や、教職員の資質向上に力を注いできた。安倍政権の教育再生実行会議にも委員を送り出している。

 「いじめや不登校、教育委員会制度の見直しなど課題が山積する中で、現場の声をしっかり政府に伝えていく」。日本の教育の改善に向けて直接発言できる立場であることを踏まえ、力強く言葉をつないだ。

 政府・与党が進める教育改革への動きはピッチが早い。「日本や日本人のよさを再認識し、日本人のアイデンティティーを育もうという機運の高まりにも後押しされている。『美しい日本人の心を育てる』という理念の下に活動する全日教連には追い風だ」と力を込めた。

 香川大学大学院修士課程で彫刻を専攻。1997年に城東中教諭になり、池田、八万、津田中で美術を教えた。「徳教団での活動はあまりないが、先輩に推されて全日教連の専従になった」と言う。2011年4月に事務局次長、12年4月から事務局長として実務を取り仕切る。

 信念は「何事にもこだわりを持って手間をかけ、妥協せずに取り組むこと」。教育現場でいたころの思い出も尽きず、「卒業式の時に、手を焼いた子どもから感謝のメールや手紙をもらうと、一瞬で全ての苦労が吹き飛ぶ。教師は天職」と笑った。

 東京都台東区で妻と小学生の長女、幼稚園児の長男の4人で暮らす。45歳。