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県高体連会長に就任した天羽博昭(あもうひろあき)さん   2014/4/18 10:14
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県高体連会長に就任した天羽博昭(あもうひろあき)さん 熱血指導で鳴らした高校野球の元監督が、野球を管轄外とする組織のかじ取りを任された。「戸惑いはあるが、徳島の競技力向上のため経験を生かしたい」と力を込める。

 長嶋茂雄、王貞治両選手に憧れ小学4年で野球を始めた。城北高を経て早大教育学部を卒業し、1985年、那賀高の監督に就任。93年には鳴門商高(現鳴門渦潮高)を選抜大会出場に導き、城東高ではプロ野球・広島の武内久士投手を育てるなど、21年間の監督生活で多くの実績を残した。

 2006年度から4年間、県教委スポーツ振興室と県民スポーツ課で行政に携わった。「広い視点でスポーツを考えられるようになり、大いに勉強になった」と振り返る。さまざまな補助金の活用など、学んだことを県高体連会長として生かしたい考えだ。

 時間をみつけてはスポーツ観戦に出掛ける。教え子の出場試合はもちろん、サッカー関西リーグ・FC大阪で活躍する息子の良輔さん(元徳島ヴォルティス)を追っ掛けて各地のスタジアムに足を運ぶ。

 好きな本は歴史書。「武士道に学ぶことは多い。自分の生きざまにフィードバックさせている」と話す。日産自動車のカルロス・ゴーン社長らカリスマ経営者の著書も読み、鳴門渦潮高校長として学校運営の参考にしている。

 指導者が肌に合っているようで「まだ車にはノックバットを載せている。退職したらまたやりたい」と意欲は尽きない。徳島市川内町平石住吉で母、妻、子供2人と暮らす。56歳。