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対話型読書イベント「まちヨミ」を企画した観元眞人(かんもとまさひと)さん   2014/7/14 10:03
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対話型読書イベント「まちヨミ」を企画した観元眞人(かんもとまさひと)さん 好きな言葉は「挑戦」。本業の経営・キャリアコンサルタントの傍ら、各地で生まれた斬新な発想を徳島のビジネスにもたらす仕掛け人として知られている。

 お薦めの本を交換する「ブクブク交換」、社会人と学生が働く意味を話し合う「ハタモク」、仕事場を共有するコワーキング(協働)スペースなど、着目する企画の全ては「人と人とのつながりをつくり出す」ために有効と考えたものばかりだ。

 13日に徳島市で開いた「まちヨミ」も同じ。読書イベントと銘打ちながら、本はあくまで交流の手段にすぎない。

 参加者は共通の1冊を選び、全員がその主題を理解した上で、現状を徳島に置き換えて話し合う。最終的な目的は、地域活性化のアイデアを生み出すこと。この日も、起業家と農家が共同して農業体験イベントを開くプランが生まれた。

 コンサルタント業を始めてから15年余り。企業や自治体での約1800回のセミナーで講師を務めたが、最初のころは「一方通行になる」のが悩みだった。

 試行錯誤するうちに「聞くだけではなく、意見をぶつけ合うことで自分の考えがはっきりし、新たな『気付き』が生まれる」という考えに行き着いた。以来、異業種交流会を手始めに、人のつながりを生む企画を打ち出すようになった。

 徳島商業高校を卒業後、医療機器販売会社や物流会社などを経営。得たノウハウを共有したいと経営や起業を支援する側に回った。

 年間に休むのは年末年始などごくわずか。趣味はないと言い、「徳島が魅力ある地域になれるよう懸命にサポートするだけ」と笑う。徳島市北沖洲1で妻と高校3年の長男と3人暮らし。43歳。