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県公安委員長になった西宮映二(にしみやえいじ)さん   2014/7/22 11:15
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県公安委員長になった西宮映二(にしみやえいじ)さん 「県民目線での常識的な判断から、積極的に提言していきたい」と抱負を語る。県警が掲げる2014年の運営指針「安全安心を誇れる徳島県の実現」に向け、民間企業での職務経験を生かした組織運営を目指す。

 警察行政を管理する公安委員として、組織を内側から見るようになって2年。「強い使命感を持って日夜奮闘する警察官に親近感と敬意の念が強まった。事件、事故の未然防止の重要性も痛感した」と振り返る。

 県内の刑法犯認知件数は10年連続で減少し、街頭犯罪も右肩下がり。交通人身事故も9年連続で減っている。おおむね平穏に推移している治安情勢を「警察職員の日ごろの努力のたまもの」と評価する一方、子どもや女性、高齢者を狙った犯罪の撲滅を課題に挙げる。

 特に13年の被害額が過去最悪となった特殊詐欺への危機感は強い。「手口も巧妙になり、知識がないととっさの判断は難しい」。金融機関、宅配業者などと連携した取り組み強化が必要と考えている。

 12年から阿波銀行代表取締役会長に就き、銀行員生活も41年が過ぎた。「多くの人と仕事との出会いが大きな財産。銀行員は人が好きでなければ仕事はできない」。キャリアの3分の1を人事畑で過ごし、人材育成と風土づくりに力を注いだ。

 みんなが生き生きと仕事をする職場づくりに努めてきたが「いまだ道半ば。永遠の課題」と苦笑する。趣味は月1回程度のゴルフで、スコアを気にせずストレスを発散する。音楽はブラームスや小田和正がお気に入り。徳島市の自宅で妻と2人暮らし。64歳。