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Tokushima英語村の運営委員長を務める水上友理恵(みずかみゆりえ)さん   2014/8/18 10:30
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Tokushima英語村の運営委員長を務める水上友理恵(みずかみゆりえ)さん 世界的な視野を持った人材の育成を目指し、徳島県教委が高校生を対象に牟岐町で開いている「Tokushima英語村(徳島サマースクール)」。運営委員長として約40人の学生スタッフを束ね、高校生たちが楽しみながらさまざまなプログラムに取り組める環境づくりに奔走している。

 「参加者が肩書きや地位を捨て、フラットにしゃべり合う。そこで何を感じ、何を得るかは高校生の自由。押し付けはしない」と話す。一方で、国内外の学生や各界の一線で活躍する人との交流を通じて「生き方には多様な選択肢があることを知り、自分の意思で生き方を選んでほしい」と期待を込める。

 東京で生まれ、育った。慶応大在学中の2013年夏、東京で開かれたサマースクールに初めて運営委員として参加した。そこで「高校生がもっと感動し、最後に涙するような経験をさせてあげたい」と思うように。県教委から徳島での開催の話を持ち掛けられた仲間から声を掛けられ、運営委員長を引き受けることにした。

 「この機会がなければ徳島に来ることはなかったと思う」。2月から準備のために徳島へ来るようになり、人と人との距離の近さを実感したという。「仕事が全てという東京の考え方とは違い、徳島の人は仕事と生活のバランスが取れ、生きることを楽しんでいる。そういう方が豊かでおしゃれかもしれないと思うようになりました」

 9月から英ロンドン大大学院に進学し、人権問題について学ぶ。「世界にはさまざまな風習や慣習の犠牲になっている女性がいる。将来は国連機関に入り、そうした女性をサポートすることに人生を懸けて取り組んでみたい」。都内で両親ら5人と暮らす。23歳。