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徳島インディゴソックスを前後期制覇に導いた監督島田直也(しまだなおや)さん   2014/9/15 14:24
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徳島インディゴソックスを前後期制覇に導いた監督島田直也(しまだなおや)さん 手塩にかけて育てた選手たちに胴上げされ、3度宙に舞った。昨季の先発三本柱が抜けたチームを前後期完全制覇に導き、満面の笑みを浮かべた。
 
 普段は物静かながら、ユニホームを着ると人が変わる。弱気になっての四球や見逃し三振を最も嫌い、雷を落とすことも。だが、積極的なプレーでのミスは決して怒らない。
 
 くすぶっている選手を根気よく育てることに指導者としてのやりがいを感じている。その一人が小野知久捕手。香川で控えだった捕手を2012年のシーズン途中に獲得し、時には厳しい言葉を掛けながら鍛え上げた。今季は不動の女房役に成長。新人投手らの長所を引き出して完全優勝の功労者となった。
 
 投手だった高校時代は、名将として知られる木内幸男監督率いる茨城・常総学院高に野球留学。エースとして同校を初めて甲子園に導き、3年時の1987年夏には準優勝に輝いた。
 
 88年に日本ハムに入団。3年後に大洋(現DeNA)に移籍し初勝利を挙げた。175センチとプロとしては小柄ながらリリーフで投げ続け、15年間で39勝を積み上げた。ドラフト外でプロに進んだ苦労人だけに「最後は気持ちの強さがものをいう」との言葉には説得力がある。
 
 スタッフと酒を酌み交わす時も、話題のほとんどは野球。「あいつにもっと度胸がつけば鬼に金棒なんだけどとか、気がつけばいつも選手のことばかり話してますね」と笑う。
 
 典子夫人との間に一男。千葉県柏市出身。44歳。