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野球の独立リーグ日本一に輝いた徳島インディゴソックスの主将松嶋亮太(まつしまりょうた)さん   2014/10/18 10:49
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野球の独立リーグ日本一に輝いた徳島インディゴソックスの主将松嶋亮太(まつしまりょうた)さん プロ入りの夢を追う「野武士集団」を一つにまとめ、3度目の挑戦で初の日本一を勝ち取った。独立リーグの厳しい環境の中で苦楽をともにしてきた仲間に囲まれ、9度宙に舞った。「本当によかった」。短い言葉に喜びと安堵(あんど)の思いが詰まっていた。
 
 2011年に入団。後輩からは「マツさん」の愛称で慕われる。野球に取り組む姿勢、責任感の強さを買われ、13年シーズン前に島田直也監督から主将に指名された。「競争意識があってこそ、チーム力も上がる」。常に先頭に立って土にまみれ、黙々とバットを振り続ける姿に「俺もやらなければ」との意識が一人一人に浸透し、激戦のリーグを勝ち抜く大きな原動力となった。
 
 今シーズンはチームでただ一人、全80試合フルイニング出場を果たした。打率、本塁打、打点、盗塁全てで昨季を上回る成績を残し、特に中軸に求められる打点は昨季の35から過去最高の48に伸ばした。
 
 優勝後、野球の楽しさを教えてくれた父親から「4年間、自慢の息子でした。ありがとう」とのメッセージが届いた。「今季の成績に満足しているわけではないが、勝負強さはプロ球団のスカウトにアピールできたと思う」。チームを頂点に導いた今、新たな気持ちで野球と向き合うつもりだ。島根県江津市出身。26歳。