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海上自衛隊第24航空隊司令に就任岡田幸雄(おかだゆきお)さん   2014/12/26 10:42
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海上自衛隊第24航空隊司令に就任岡田幸雄(おかだゆきお)さん 航空隊には、国防はもちろん、南海トラフ巨大地震など自然災害への即座の対応が求められる。「各配置でやるべきことをやる。その上で縦と横のつながりを固めていきたい」。司令に着任し、まずは基本の徹底を掲げる。

 第211教育航空隊(鹿児島県鹿屋市)の司令を務めていた東日本大震災発生時、即座に被災地へ物資輸送のヘリコプターを派遣。隊員の教育に影響を与えない範囲で機体をやり繰りした。「地元での即応は当たり前。だが、たとえ離れた場所でも、即応の必要を感じた」と振り返る。

 前任の海上自衛隊幹部学校(東京)など隊員教育に関わる時間が長かった。少子化が進む中、一人一人のレベルアップのため教育を重要視。人間関係の構築が教育に欠かせないと感じており「誠実」をモットーに隊員には積極的に声を掛ける。

 兵庫県加古川市出身。空を飛ぶのに憧れパイロットを志望。高校時代に防衛大学校のパンフレットを見て進路を決めた。

 27年前に半年間、徳島教育航空群(松茂町)に訓練で滞在したが、本格的な勤務は初めて。赴任直後から小松島市内の行事に呼ばれ「地元の人と密接な関係にある。濃くしていきたい」と話す。2015年に航空隊開隊50周年の節目を迎える。「培ってきた歴史と伝統を後輩たちに引き継いでいきたい」

 園芸が趣味で長崎県大村市の自宅では野菜を栽培。年に数度帰ると季節に合った野菜を植えるが「収穫時に自宅にいないので、自分の口には入らない」と笑う。徳島への赴任を機に、阿波踊りと遍路への挑戦を考えている。妻と長男を残し、単身赴任。52歳。