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徳島インディゴソックスの新主将井生広大(いおうこうだい)さん   2015/2/2 09:43
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徳島インディゴソックスの新主将井生広大(いおうこうだい)さん 野球の独立リーグで2年連続の日本一を目指すチームを束ねる。少年野球時代以来というキャプテンの称号に「責任の重さを感じる。言葉ではなく、まずは行動で示す」と意気込む。厳しい環境の独立リーグとあって、競争意識をチームに浸透させるため「背中で語る」覚悟だ。
 
 ひた向きに練習に打ち込む姿勢に首脳陣から白羽の矢が立った。飛び抜けた実績もなく、雄弁さを持ち合わせているわけでもない。それでも「みんなから信頼されている証し」と前向きに捉え、重責を快諾した。
 
 2012年のドラフト1位。福岡の名門・小倉高から明治学院大を経て、鳴り物入りで入団した1年目はスタメンの二塁手として活躍した。だが昨季は打撃不振から自分のプレースタイルを見失う。打てない悔しさと不安から眠れぬ日々が続き、試合に集中できずミスを犯す悪循環が続いた。
 
 「打撃で迷ったとき、すぐに助言を求めてしまっていた。己を一番知っているのは己。自分で考え、練習に生かさないと」。自らを見詰め直し気持ちを切り替えた。時間は要したが、シーズン終盤には本来の切れのある打撃を取り戻した。
 
 小学1年の時、当時オリックスのイチロー選手に憧れて白球を追い始めた。今季開幕時に24歳を迎え、プロ入りを果たすための時間は限られる。「昨季で区切りを付けるつもりだったが、このままでは終われないとの思いから、もう1年挑戦することにした。最後の勝負を懸ける」。北九州市出身。鳴門市大麻町で1人暮らし。