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J2徳島ヴォルティスの新社長に就任岸田一宏(きしだかずひろ)さん   2015/3/1 11:02
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J2徳島ヴォルティスの新社長に就任岸田一宏(きしだかずひろ)さん 徳島ヴォルティスが1年でのJ1復帰を目指す勝負のシーズン開幕直前にクラブのかじ取り役を任された。歴代2人の社長と同様、大口スポンサーである大塚製薬グループから出向する形での就任ではあるが「私自身が、一番驚いています」。本人にとってはまさに青天のへきれきながら三度の飯より好きなサッカーを通じ、生まれ育った徳島を盛り上げるチャンスが到来し「今季のクラブスローガンである『挑戦』の言葉を私も胸に刻み、期待に応えられるようしっかり取り組んでいく」と表情を引き締める。

 吉野川市出身。鴨島小4年で始めたサッカーを立命大卒業まで続けた。徳島市立高3年時には国体少年の部で優勝した県選抜の主力として活躍。「プレーするのも観戦するのも好き」な上に昨年までの6年ほど少年サッカーチームの監督も務めた。

 大塚包装工業(鳴門市)に入社してからの20年間は営業一筋。徳島市立高時代の恩師・逢坂利夫氏(67)に教え込まれた「常に考え、動く」をモットーに、会社に利益を生むための価格交渉術を磨いてきた。サッカーへの深い関わりと営業マンとしてのマネジメント能力に加え、周囲から「少し肩の力を抜け」と助言されることもあるほど前向きに努力する姿に白羽の矢が立った。

 愛するヴォルティスの一ファンからJ1定着をけん引する社長へ。「徳島の名を背負って戦い、徳島のサッカーを全国にアピールしたい思いは高校時代と今も変わらない。そのために全力を注ぐ」と強い決意をにじませた。

 鳴門市大麻町で妻(44)長男(17)長女(15)の4人暮らし。43歳。