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徳島県町村会長になった藍住町長石川智能(いしかわともよし)さん   2015/9/9 11:26
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徳島県町村会長になった藍住町長石川智能(いしかわともよし)さん 「地方の人口減少は著しく、本当に大変な時代に会長に選ばれた。早急に対策を考えなければならない」。県内では珍しく人口が増え続ける藍住町の首長という立場ながら、県町村会長として急激な人口減少に立ち向かう。
 
 2001年に町長に就き、現在4期目。この間、大型商業施設の誘致や体育館などの整備で住環境を充実させ、近隣自治体から転入者を呼び込んできた。ただ、県全体の人口を増やすには、同じ手法は通用しない。「まず出生率を上げる必要がある。そのためには若者が働く場の確保が必要だ」と強調。各自治体が工場やサテライトオフィスなどを誘致するための財源を国や県に求める考えだ。
 
 各自治体が地方版総合戦略の策定を進めていることに関しては「自治体間で交付金に差が生じないように求めたい」と言う。ただ、交付金頼みではないまちおこしが重要とも感じている。「県内は自然に恵まれた自治体が多い。観光業や林業、漁業を活性化させ、住んで良かったと言われる環境をつくらねば」
 
 早稲田大を卒業後、実家の石油ガス販売会社に就職。町議を経験した後、2度目の挑戦で町長に初当選した。以来、民間の感覚を生かして行財政改革を断行。「いかに財政を豊かにし、住民サービスを向上させるかを考えてきた」と話す。
 
 最近、健康づくりのため、しばらく遠ざかっていたゴルフを再開。月1回は町職員らとコースを回る。「ベストスコアの75を最近出したばかり。職員との良いコミュニケーションになっている」と笑う。藍住町徳命の自宅で妻の悦子さん(71)と次女の3人暮らし。69歳。