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四国アイランドリーグplusの事務局長に就任した坂口裕昭(さかぐちひろあき)さん   2015/12/24 11:02
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四国アイランドリーグplusの事務局長に就任した坂口裕昭(さかぐちひろあき)さん 「大きくなる責任に押しつぶされないよう頑張る」と表情を引き締める。徳島インディゴソックス(IS)球団代表としての実績が評価され、四国アイランドリーグplusの事務局長に就いた。

 リーグの黒字化に向けた広報の強化や日本野球機構(NPB)との連携推進、選手の育成方針の見直し…。事務局の役割は多岐にわたるが「球団代表で学んだことを役立てたい」と意欲十分だ。

 東京大学法学部卒業後、6度目の司法試験で合格し、2004年に弁護士登録。かつては兵庫県弁護士会の野球部に所属し、激務の合間を縫って年間約50試合に出場した。

 小学校時代に3年間、米国ニューオーリンズ市で暮らし、在住中にアメリカンフットボール・NFLのスーパーボウルが開催された。街中が一体となって盛り上がる雰囲気に圧倒された経験が基になり、「スポーツで地域に活力を与えたい」との思いを抱くようになった。

 徳島ISの球団代表に就任したのは11年。厳しい経営環境を改善するため、スポンサー確保に奔走する一方で、選手には農作業や清掃などさまざまな活動を積極的にさせた。選手のうち、NPB入りができるのはほんの一握り。夢が破れたとしても「地域の担い手となって活躍してもらいたい」と願ってのことだった。

 来年から北島町北村の自宅から事務局のある高松市に通う。住まいを変えない理由は「自分を育ててくれた徳島に恩があるから」。徳島ISの成績を気にしつつ、大好きな野球で四国を盛り上げる。神奈川県横須賀市出身、42歳。