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神戸徳島県人会会長に就いた森一郎(もりいちろう)さん   2016/2/16 10:54
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神戸徳島県人会会長に就いた森一郎(もりいちろう)さん 「自分でいいのかという気持ち」。20年にわたって会を引っ張り、昨年11月に83歳で死去した土井平一会長の後任に指名された。44歳での就任は全国27の徳島県人会で最年少。言葉に戸惑いをにじませつつ、覚悟が垣間見える。

 会員数約300人と県人会の中では多いものの、会員の高齢化が進む。「今までの流れは引き継ぎつつ、若い人が切磋琢磨できるような環境を整えることが求められている。若年会員を増やしていくことが私の仕事」と意欲を見せる。

 活性化策として情報発信の強化を挙げる。「ホームページなどを活用して県人会活動に接触しやすい状況をつくりたい。神戸で住みたいと考える徳島の人が最初に頼るような組織になるとよいのでは」

 石井町生まれ。徳島大工学部卒業後、スポーツ用品メーカーのミズノ(大阪市)に入社。財務部門で製造子会社の経営状況を見るうち、中小企業を支える税理士になりたいと考えるようになった。

 1998年、会計事務所に移り、実務を積みながら2010年に資格を取得。12年6月に独立して神戸市に事務所を設立した。現在は企業の財務管理や相続税の相談などに取り組む。「神戸はサービス業やIT分野などで創業したいという人が多く、経営を軌道に乗せる支援をすることが多い」

 妻(41)との間に3人の子宝に恵まれ、末っ子が通う小学校のPTA会長も務める。「責任ある立場が回ってくる年齢なのかもしれませんね」と笑った。