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県中体連会長に就任した矢野謙作(やのけんさく)さん   2016/5/7 10:45
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県中体連会長に就任した矢野謙作(やのけんさく)さん 「中学校は専門的なスポーツのスタートライン。最初の段階で楽しい経験を積み、スポーツを好きになってもらう。そのためのサポートをしたい」。中学校体育の新たなリーダーが力強く語った。

 楽しさとは充実感や達成感、そして一体感を味わうこと。昨日できなかったことが、1カ月後や1年後にできるようになる。一人では成し遂げられなかったことが仲間との協力によってクリアできる。夢中になって体を動かし、やりがいや生きがいを見つける。そんな経験が増えることを祈っている。

 鳴門一中時代に先輩に誘われてバスケットボール部に入った。ボールを一丸となって追い掛けるチームプレーの魅力に目覚め、城北高、日体大でも競技を続けた。保健体育の教員になってからも母校の鳴門一中、鳴門二中などで顧問を務め、選手たちにスポーツの喜びを伝えた。

 バスケットボールを通じて身に付けたチームワークの大切さを指導者や教員にも求める。合言葉は「チーム徳島中体連」。意思疎通や話し合いを密にして中学生のスポーツを見守る。

 若い頃は熱血指導者だったが「年齢を重ねるごとに子どもに寄り添うようになった」とほほ笑む。大麻中の校長になって4年目。定年を迎える最後の1年間、子どもの夢や希望、志を実現させるための伴走者を目指す。

 趣味はガーデニングのバラ栽培。特につぼみを見るのが好きだ。花を咲かせる前の姿がいろんな人に包まれて生きているようで、共感する。鳴門市撫養町木津の自宅で妻、長女、父と4人暮らし。60歳。