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徳島県教育会長になった多田智彦(ただとしひこ)さん   2016/6/24 10:59
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徳島県教育会長になった多田智彦(ただとしひこ)さん 徳島県内の幼稚園や小中高校の教職員約6900人でつくる組織のかじ取り役に就いた。教職員研修への助成や児童・生徒の学習支援、徳島市の県教育会館運営などを活動の柱に据え「会員が協力して徳島の教育力を高めたい」と意気込む。

 2020年度以降に全面実施される次期学習指導要領では、小学校で英語が教科化されるなど大幅な改革が予定されており、会として学校の対応を支援する役割がますます大きくなる。一方、少子化に伴って教職員数は年々減少。「組織が縮小する中、一層の効率的運営が求められる」と気を引き締める。

 徳島市昭和町生まれ。小学校長だった伯父の勧めで教職を志し、現場一筋33年。教諭時代に5年勤めた国府中の校長になって3年目を迎えた。保護者はかつての教え子が多い。「四半世紀たった今も自分の生徒という感覚。校長室を気軽に訪ねてきてくれるのがうれしい」と顔をほころばせる。

 県と徳島市の中学校体育連盟でソフトテニス専門部長を長年務めた。「最高の思い出」と振り返るのは、1997年に県内で開かれた全国中学校体育大会ソフトテニス大会。事務局長として2年がかりで準備に奔走した。「素晴らしい仲間に支えられた」。組織運営の要が何かを身にしみて知っている。

 多彩なスポーツ経験の中で、一番に挙げるのが30年来のスキー。夫婦で毎年、長野県や北海道を訪れる。「雄大な自然の中を滑る解放感が魅力」。石井町石井の自宅で妻、長男と3人暮らし。59歳。