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徳島市議会議長に就いた岸本和代(きしもとかずよ)さん   2016/7/14 11:00
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徳島市議会議長に就いた岸本和代(きしもとかずよ)さん 県都・徳島市で初めての女性議長となった。「身の引き締まる思い。市政を前に進めることを最優先に考える」と抱負を語る。市長与党と野党の勢力が拮抗(きっこう)する中、今後の議会運営は難しい局面が予想され、手腕が試される。「合意形成が図れるよう誠実に努力する」。柔らかな口調にも、重い使命感がにじむ。

 市中心市街地の活性化をはじめ、人口減少問題や経済、防災・減災対策など市政の課題は山積している。それだけに議会に向けられる市民の目線は、これまで以上に厳しくなる。「地域や家庭といった『生活の現場』をよく知る女性の声をキャッチし、施策に反映させていく」と意気込む。

 48歳の時、公明党県本部から市議選への出馬要請があった。突然のことで悩んだが「市政のために役立つなら」と受諾。現在4期目となる。これまで市民病院の女性専門外来(思春期外来)の創設や、市ふれあい健康館の「成年後見支援センター」の開設などを提言し、いずれも実現させた。「マイペースだが意思が強い」というのが同僚議員の評価だ。

 城北高校時代は山岳部に所属した。激しい風雨の中、重いリュックサックを背負い、山道を何時間も登り続けたこともある。「辛抱強い性格は、高校時代に培われたのかもしれない」とほほ笑む。

 趣味は旅行で、一番の思い出は10年ほど前に行った北海道での犬ぞり体験。一人息子は大阪府内の大学に進学し、徳島市八万町で夫と2人暮らし。61歳。