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こども野球のつどいで優勝した足代スポーツ少年団監督の中川博史(なかがわひろふみ)さん   2016/7/28 11:41
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こども野球のつどいで優勝した足代スポーツ少年団監督の中川博史(なかがわひろふみ)さん タイブレークで競り勝った子どもたちが喜びを爆発させる姿を見ても、しばらくは実感が湧かなかった。「夢を見ているような気持ちだった」

 小学生時代に旧三好町の昼間少年野球教室(現在は足代スポーツ少年団と合併)で野球を始めた。「つどい」にも出場したが、「初戦で負けるのが当たり前。優勝なんて夢見ることもできなかった」と笑う。30年の時を超え、指導者としてつかんだ栄冠。「とにかく子どもたちをほめたい。チーム全員でかなえた夢です」と声を弾ませた。

 今大会の全試合で先発した長男冬偉君が3年半前に入団したのと同時にコーチとなり、2年前から監督になった。2011年のつどいでのチームの初優勝は経験していない。野球の指導経験もない。「実績のあるチームを背負うことができるだろうか」。同年代の前監督から「後任に」と依頼があったときは戸惑ったが、「子どもたちのためなら」と決心した。

 その年の選手の年齢構成や一人一人の特徴を見極めたチームづくりをしようと心掛けている。今年は体格や走力に抜きんでた選手がいないため、打撃、守備、走塁の基本プレーを徹底して鍛えてきた。決勝では相手に先制されながら、選手は併殺を成功させるなど、落ち着いて練習通りの動きを見せた。やってきたことは間違っていなかったと確信した。

 三好市の職員で、現在は教育委員会に勤務している。東みよし町昼間の自宅で、妻と子ども2人の4人暮らし。41歳。