徳島新聞Web

10月23日(月曜日)
2 2
23日(月)
24日(火)
全国高校バスケ選抜優勝大会徳島県予選で初優勝した鳴門渦潮高校監督柏原琢磨(かしはらたくま)さん   2016/11/4 11:19
このエントリーをはてなブックマークに追加

全国高校バスケ選抜優勝大会徳島県予選で初優勝した鳴門渦潮高校監督柏原琢磨(かしはらたくま)さん 監督就任からわずか7カ月。鳴門渦潮高校の男子バスケットボール部を全国高校選抜優勝大会の県予選で頂点に導いた。「元々、力のある選手がそろっていた。彼らの気持ちをちょっぴり乗せただけ」。優勝旗を受け取る選手を試合中と変わらない穏やかな表情で見守った。

 基本、反復、継続の三つが指導上のキーワード。「難しいことをするのでなく、今できることをしっかりやり切ることが大事」。基本練習を反復させてシュートの精度を高め、ディフェンスやリバウンドの動きを体に覚え込ませた。

 選手の意識を変えるために数字も用いた。4月の県選手権で城東高に敗れた後、シュートやリバウンドの成功率などを示し、チームに何が足りないのか、どう埋めたらいいのかを考えさせた。

 審判員歴も長く、大体大を卒業してから20年以上、県内外の大会で審判を務めている。2年前には国内最高のS級審判員の資格を取得。徳島県協会の審判委員長としても尽力している。

 二足のわらじを履き、多忙を極めるが、審判としてレベルの高い試合に接する中で得た知見も監督業に生かされている。「攻め方やディフェンスの新たなトレンドなど、いろんなことが学べる」と笑う。

 八万中で全国中学校体育大会、城東高では3年連続で全国総体に出場。それだけに全国で戦う難しさは十分に分かっている。全国大会まで2カ月。「やることは同じ。決勝と同じように自分たちのスタイルを貫く」と言い切る。

 徳島市八万町で妻と子ども2人の4人暮らし。45歳。