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全国高校ラグビー大会出場を決めたつるぎ高監督藤本哲男(ふじもとてつお)さん   2016/11/23 11:11
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全国高校ラグビー大会出場を決めたつるぎ高監督藤本哲男(ふじもとてつお)さん 県内の公式戦で今季無敗のまま頂点に立った。「プレーを研究されていたが、うまく立て直し、快勝することができた」と教え子の戦いぶりをたたえた。

 つるぎ高を率いて3年目になる。前任は決勝で顔を合わせた城東高。異動のため指導する機会はなかったものの、相手レギュラーの3年生には直接スカウトした選手が複数いた。「一緒に頑張ろうと話し合った間柄なので」と偶然の巡り合わせに複雑な表情ものぞかせた。

 気さくな人柄で「愛される部活動」をチームづくりの目標に掲げる。「生徒や先生がみんなで応援に来てくれるラグビー部にしたい」。そんな言葉の通り、花園切符を懸けた決勝には大勢が駆け付けてくれた。

 ただプレーには厳しく、「勝敗を分けるのは、一つ上のレベルの頑張りができるかどうか」と説く。試合を通して走り切る脚力と精神力を身に付けさせるため、陸上部並みのインターバル走を取り入れて、常勝チームに育てた。

 自身も勇猛果敢なタックルが持ち味のセンターとして、脇町高、天理大で活躍。選手時代は花園に届かなかったが、昨年は指揮官として念願の初戦突破を果たした。「本当にうれしかった」。前半から畳み掛け一気に勝負をつけた選手の姿に心が躍った。「飛び抜けた選手はいない。でも得点力がある」と昨年の再現に期待を寄せる。

 趣味の釣りは「魚とイカが恋人」と公言するほど入れ込んでいる。美馬市脇町で妻、3人の娘と5人暮らし。55歳。