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徳島インディゴソックスの7代目監督 養父鐵(ようふてつ)さん   2016/12/8 10:29
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徳島インディゴソックスの7代目監督 養父鐵(ようふてつ)さん 「選手としての実績はほとんどないが、若手育成のため力の限り頑張る。選手が自分で考え、練習やプレーできるように育てたい」と決意を語った。徳島の地で初めて監督を務める43歳が、緊張した面持ちで語った。

 神奈川県鎌倉市出身。山梨の帝京第三高、亜大、日産自動車で投手一筋にプロを目指した。2001年に台湾プロ野球の兄弟エレファンツに入団し1年間、速球派の投手として活躍。それが日本球界の目に留まり福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)に入団した。しかし、1軍での登板はなかった。

 夢を捨てきれずに渡米。マイナーリーグでプレーしていた2005年に思わぬ落とし穴にはまった。体力強化のために飲んでいたプロテインに禁止成分が含まれていて、ドーピング検査で陽性反応が出てしまう。15日間の出場停止処分。プロとしての自覚の無さを痛感した。「知らなかったでは済まされないこともある」。苦い経験を教訓として、若い選手にプロの厳しさを伝えたいと考えている。

 海外でのさまざまな修業からコミュニケーションの大切さも学んだ。「選手一人一人と言葉を交わしたい」

 10年からは神奈川県藤沢市で子どもや大人を対象にした野球スクールを主宰。合間を縫ってウエートトレーニングも欠かさず、今も球速は138キロを計測するほど。「投手を指導する時は実際に自分が手本を見せられる」と笑う。

 藤沢市の自宅に妻と2人の子どもを残し、単身赴任する。