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日英仏の阿波踊り情報誌「阿波おどりプレス」を創刊する 南和秀(みなみかずひで)さん   2017/1/1 10:25
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日英仏の阿波踊り情報誌「阿波おどりプレス」を創刊する 南和秀(みなみかずひで)さん 「阿波踊りの格好良さを世界に伝えたい」。今春、日英仏の3カ国語で阿波踊り情報を発信する「阿波おどりプレス」を創刊する。阿波踊りの取材歴は20年余り。編集者・ライターとしての職業人生のほとんどを阿波踊りにささげてきた。

 若い頃は「阿波踊りには興味がなかった」。県内の出版社勤務時代、阿波踊りの取材をすることに。踊り子たちの顔をじっと見ていると、引き込まれるような気分になった。「踊ると、人の魅力が解放されるんですよね」。踊り子が見せる喜怒哀楽を、カメラで追うことに熱中した。

 独立後、2004年に無料情報誌「あわだま」を創刊。県内はもとより、全国の阿波踊り大会や踊り連にも精通する。「徳島では、阿波踊りは当たり前にある文化。でも、県外では魅力発信に孤軍奮闘している人たちがいるんです」

 踊りファンに向けた情報発信を続ける一方で、阿波踊りの裾野を広げようと創刊するのが今回のプレスだ。「世界にいる阿波踊りを知らない人。彼らをこちらに振り向かせたい」。スタイリッシュに格好良く。一目で印象を残すため、デザインにもこだわる。

 単に情報を伝えるだけでなく、徳島の観光プロモーションにもつながればと願う。「阿波踊りは体験してこそ」。読むより実際に見る、見るより踊る方が「心に刺さる」。

 ただ、自身は踊らない。「踊れないんですよ」と笑う。舞台には立たず、少し離れたところから、阿波踊りを見つめ続ける。徳島市名東町3の自宅で妻、小学生の息子2人、両親と暮らす。48歳。