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91代徳島県議会議長になった木南征美(きみなみゆきよし)さん   2017/3/14 10:17
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91代徳島県議会議長になった木南征美(きみなみゆきよし)さん こびず、おごらず-。「格好良過ぎるけれど」と前置きした上で、自身の性分をそう言い表した。「それが議員の基本だ」とも。2001年の県議補選で初当選してから15年半、常にそのスタンスで臨んできたという。

 会長を務める自民創政会を含む自民系3会派は、4月に合流して「徳島県議会自由民主党」を結成する。保守系会派の一本化は「保守合同」と呼ばれた1987年以来、30年ぶり。所属議員は27人を数え、全議員の3分の2を超える巨大会派が誕生する。

 大同団結について「多様な意見を出し合うことで政策提言の質が高まる」とメリットを強調。一方で、議長として「少数会派の意見も聞いて調整し、公平で公正な議会運営に努めるのが責務だ」と、自らの采配の重要性にも気を配る。

 憲政史上初の合区となった昨夏の参院選では、自民党徳島県連の会長代行として徳島、高知両県を奔走した。「徳島・高知」選挙区から出馬した徳島県出身の現職と、比例代表に回った高知県の新人の双方を当選に導いた。

 農業高校を卒業後、農林省(現・農林水産省)で10年余り勤務し、40年以上にわたって会社経営にも携わった。多趣味で余暇には水泳やゴルフなどを楽しむ。それだけに農業、商工、スポーツ、文化などさまざまな政策分野に精通する。「いろいろなことをしてきたからこそ」と笑顔を見せる。

 中でも、10代後半で始めた尺八の腕前は誰もが認めるところ。「木南征山」として、その名を邦楽界にとどろかせている。「あの音色は心の琴線に触れるんです」。長女と長男は独立し、藍住町矢上で妻と2人暮らし。72歳。