徳島新聞Web

9月23日(土曜日)
2 2
23日(土)
24日(日)
102代県議会副議長になった寺井正邇(てらいしょうじ)さん   2017/3/15 11:52
このエントリーをはてなブックマークに追加

102代県議会副議長になった寺井正邇(てらいしょうじ)さん 2007年4月の徳島県議選初当選から丸10年を迎える節目で副議長に就任した。「地元の人たちに支えていただき、ここまで来られた」と口をつくのは感謝の言葉。「議長を補佐し、県政発展と県民福祉の向上に力を尽くす」と決意を語る。

 阿波市土成町で祖父の代から続く葉タバコ農家を営み、農業全般に懸ける思いは人一倍強い。担い手が減っている現状を憂い、新たなブランド作物を生み出す必要性を説く。「徳島の農産物が関西市場を席巻していたかつてほどの元気が今はない。農業県として往時の勢いをもう一度取り戻したい」と秘めた思いを熱く語る。

 農業と密接に絡む水問題への関心も高い。県内河川の治水・利水対策を考えようと、15年10月に設立した県議会の超党派議員連盟では会長に就任。吉野川でいまだに残されている無堤地区の解消を最優先事項に挙げるとともに、渇水対策など利水面も重視し、先頭に立って国への要望活動などに動いている。

 東京農大卒。長年続けた葉タバコ栽培は長男夫婦が継いだ今も、収穫期には畑に出て作業を手伝う。10年からは全国たばこ耕作組合中央会の会長を務め、葉タバコ生産の拡大に力を注ぐ。最近は受動喫煙防止の強化に向けた議論が行われるなど、業界への風当たりは強いが「喫煙者も非喫煙者も互いに住みやすい社会になってほしい」と願う。

 映画鑑賞が長年の趣味。昔ながらの大型スクリーンで見る洋画は格別と言い「痛快な西部劇がお気に入り」と笑った。長男夫婦と孫娘、妻、母との6人暮らし。69歳。