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徳島労働局長になった鈴木麻里子(すずきまりこ)さん   2017/4/21 09:53
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徳島労働局長になった鈴木麻里子(すずきまりこ)さん 徳島労働局で初めての女性局長となった。女性が局長を務めるのは宮崎と2カ所だけ。徳島の女性管理職の割合(17・7%=2010年)や女性の平均勤続年数(10・3年=14年)が全国平均を上回っていることを挙げ、「女性活躍先進県の流れをさらに進めたい」と言う。
 
 働く目的は、賃金を得るだけではなく、生きがいを見いだしたり活力を補ったりすることだと考えている。電通女子社員の過労自殺をきっかけに長時間労働や働き方の見直しが進む中、「ワークライフバランスの実現へもう一歩進んだ改革ができないか、事業者に訴えたい」と力を込める。国が15年から呼び掛けを始めた、仕事を早く始めて早く終える「ゆう活」の定着を目指す。
 
 県内の有効求人倍率は13年7月から44カ月、1倍を超えているが、楽観はしていない。「人手不足によるところが大きい。出張相談や職業意識を形成するための学生向けセミナーの開催に力を入れる」と話す。
 
 大阪外国語大在学中に国家公務員を志し、働く人を支える労働行政の仕事を選んだ。大阪労働基準局(現大阪労働局)を振り出しに、厚生労働省国際労働課や三重、静岡労働局などに赴任。労働基準監督官や職業病認定調査官として、未払い残業問題の解決や外国人研修生の受け入れ制度づくりに携わった。
 
 徳島での勤務は2回目。1995年から2年間、徳島労働基準監督署で勤めた際に阿波踊りを習い、半田そうめんの味にはまった。思い出の地で「幸せになるために働くという原点を守るための仕事がしたい」と決意を新たにしている。趣味は5年間続けるヨガ。東京都出身。58歳。